鳥インフルエンザに感染した鶏は、ほぼ100%の確率で死亡します。また、新型インフルエンザの変異も考えられますので、鳥インフルエンザを防ぐためにも、養鶏農場での防疫対策が必要とされます。
基本的に、部外者の農場への出入りは禁止しましょう。農場の出入り口には消毒槽を設置し、車輌・長靴などの消毒を徹底しましょう。鶏舎内には清潔な作業着で入り、伝播するのを防止しましょう。
スズメ、カラス等の野鳥の接触を防止するために、防鳥ネットを張りましょう。また、ネズミやゴキブリなどの害虫対策のためにも鶏舎の隙間をなくし、殺鼠剤や捕獲装置などで駆除しましょう。
飲水用の水は水道水を使いましょう。沢水や井戸水など水道水以外の水を使用するには、水の消毒をしましょう。(塩素濃度0.1ppm以上)